5G対応iPhoneは2020年まで発売されない可能性が濃厚に〜Intelが発表


     
    米チップメーカーIntelは現地時間の22日、Intel製5Gモデムチップは2020年までスマートフォンに搭載されることはない、との見解を示しました。これにより、5G対応iPhoneは2020年まで発売されないとの見方が強まりました。

    消費者向けの5Gモデムチップは2020年になってからか

    Intelのネットワークプラットフォームグループの上級副社長およびジェネラル・マネージャーを務めるサンドラ・リビエラ氏は、米カリフォルニア州パロアルトで催されたメディア関連イベントで登壇し、消費者向けの5Gモデムチップは2020年になるまで市場に出さない計画であることを明らかにしました。
     
    Intelによれば、5Gモデムチップは今年の後半に出荷は開始されるものの、ネットワーク関連機器のものであるとのことです。
     
    以前Bloombergが5G対応iPhoneは2020年まで発売されないと報じましたが、まさしくその報道の通りとなりそうです。
     
    Apple役員はSamsungやMediaTekと今年のiPhone向けの5Gモデムチップに関して協議を行ったとされていますが、どのような結果になったのかは今のところ報告されていません。

    Samsungはすでに5Gスマートフォンを発表済み

    Samsungは現地時間の20日、米サンフランシスコで開催したイベントにおいて新フラッグシップ機Galaxy S10シリーズを発表しましたが、新作4モデルの中に5G対応の「S10 5G」が含まれていました。なお、販売価格と発売時期は明らかにされませんでした。
     
    Samsungは同新製品発表イベントにおいて、販売価格が22万円の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」も同時に発表しています。
     
     
    Source:Reuters via AppleInsider
    (lexi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次