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来年のiPhoneのシステム・オン・チップは5nm(ナノメートル)プロセスルールでの生産になる、と台湾メディアDigiTimesが伝えています。
2月半ばに2019年のiPhoneのシステム・オン・チップA13は7nmプロセスでの生産となり、供給はこれまで通り台湾TSMCが担うと報じられましたが、今回の新たな報道で2020年のiPhoneチップは5nmプロセスルール生産となり、同じくTSMCがサプライヤーとなる見込みであることがわかりました。
一般的に、チップのプロセスルールが小さいほど動作周波数の向上、省電力化のメリットが大きくなるといわれていますが、「ムーアの法則」もはや有効ではないとの意見もあります。
しかしながらプロセスルールの微細化に関してポジティブな見方もあり、5nmプロセスのチップを搭載した2020年のiPhoneはバッテリーが数日持つようになると主張する人もいます。
TSMCは昨年のAppleとの取引で、7nmプロセスで生産されたチップを大量出荷した最初の企業となったことでも知られています。
今年のA13は2018年と同じ7nmプロセスルールですが、生産に極端紫外線リソグラフィ(EUV)が採用されるといわれており、より複雑なチップのデザインが可能になるとされています。
Source:DigiTimes via 9to5Mac
(lexi)
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