Apple、顔認証とタッチ操作を搭載したMacを開発中?

Appleが顔認証のFace IDとタッチスクリーンディスプレイを搭載したMacの開発を進めている、と報じられています。
プロトタイプを内部テスト中か
「次世代AirPodsに新色ブラックが追加され音質が向上する」と報じたインドメディアMySmartPriceが、Appleが開発中のMacについても伝えています。
同メディアは、AppleはFace IDとタッチスクリーンを搭載したMacのプロトタイプを試験していると報じています。
ただし、あくまでもプロトタイプであり、実際に発売されるかはわからない、とのことです。
Apple、Macへのタッチスクリーン搭載を重ねて否定
Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏は、コンピュータのタッチ操作は、腕を上げ続けなくてはならず「人間工学的に間違っている」と否定していました。
2016年秋、Touch Bar搭載のMacBook Proを発売した直後には「Macにタッチスクリーンは導入しない」とAppleの役員が断言しています。
2017年4月、Apple本社にごく少数のジャーナリストを招いて将来のMacの製品計画について発表した際も「Macにタッチスクリーンは導入しない」とワールドワイドマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏が明確に否定しています。
さらに、2018年6月の世界開発者会議(WWDC 18)で、iOSアプリをMacに移植する計画を発表しましたが、Macをタッチスクリーンにする計画はない、と強調しています。
実現可能性が高そうな顔認証の搭載
一方、MacへのFace ID搭載は、MacBookシリーズの画面を開くとすぐにユーザーの顔を認識してロックが解除されれば、ユーザーの利便性が高そうです。
Appleは、顔認証は誤認識率が100万分の1と、指紋認証(誤認識率5万分の1)よりも認識精度が高く、より強固なセキュリティを実現可能として、iPhoneやiPad Proへの搭載を進めており、実現の可能性は高そうです。
Source:MySmartPrice, iDownloadBlog
Photo:DanielBonates/Twitter
(hato)