Apple Watchの転倒検出機能、ノルウェーの男性を救う


     
    Apple Watch転倒を検出し自動で緊急電話をかけたことにより、ノルウェーの67歳の男性がトイレで血まみれで意識を失っていたのを救急隊員が無事見つけ出すことに成功したと報じられています。

    自動で緊急電話に連絡し救助を要請

    Apple Watchの心拍異常の通知や心電図機能がユーザーを救った例はすでにいくつか報告されていますが、転倒検出機能が人命救助につながった例は、昨年10月のスウェーデン男性の件以外ほとんど聞かれませんでした。
     
    しかしながら今回、Apple Watchが転倒を検出し、自動で緊急電話をかけてユーザーを救ったと、ノルウェー放送協会(NRK)が伝えています。
     
    NRKによれば、男性は夜中にトイレに行ったところ、失神して床に倒れたとのことです。転倒時、男性は顔を3カ所骨折したといわれています。男性の娘は以下のように語っています:
     

    もっと状況が悪くなっていた可能性もあった。午前中ずっと”もしスマートウォッチをつけていなかったらどうなっていた?”と話し合っていた。お父さんはスマホをトイレに持っていかなかった。アラームが素早く助けを呼んでくれたのは素晴らしい。かなり危険な転倒で、Apple Watchが命を救ったのだと思う。

     

    Apple Watchの転倒検出機能に救われたToralv Østvang氏

    Apple Watchの転倒検出とは?

    Apple Watchの転倒検出機能は、転倒を検出したときユーザーが大丈夫か質問します。もしユーザーから1分間反応がない場合、自動的に緊急電話に電話し、現在の居場所を共有するようになっています。
     
    転倒検出は、ユーザーが65歳未満の場合デフォルトでオフ設定になっているので注意が必要です。
     
    なお、Healthアプリの設定の際に65歳以上だと入力すると機能は自動的にオンになるようになっています。
     
     
    Source:NRK via 9to5Mac
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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