Apple、高齢者のApple Watch購入に助成金を検討 複数の保険会社と交渉か

Apple Watch Series 4

Apple Watch Series 4
 
Appleは、米国の高齢者がApple Watchを割引価格で購入できるようにするため、メディケア(高齢者向け医療保険)を提供する保険会社と現在交渉中だ、とCNBCが報じています。

ヘルスケア分野に力を入れるApple

Appleは近年ヘルスケア分野に力を入れています。
 
同社の最新スマートウォッチ「Apple Watch Series 4」は、心電図測定機能転倒検出機能を搭載しており、これまで多くの人を救ってきました。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は先日、ヘルスケアに関連した新サービスをスタートさせる計画があると明かしており、同社の元CEOのジョン・スカリー氏は「Appleはヘルスケア業界を揺るがすことになる」と発言しました。

高齢者ユーザーの獲得につながるか

CNBCが現地時間16日に報じたところによると、Appleは米国の高齢者がApple Watchを補助金を使って購入できるように、メディケア(高齢者向け医療保険)提供元の3社の保険会社と交渉を始めたとのことです。
 
メディケアは、米国政府が管轄する高齢者・障害者向けの公的医療保険制度です。米国に5年以上の居住歴がある65歳以上のすべての人が給付の対象となります。
 
心電図測定機能や転倒検出機能を搭載する最新Apple Watchは高齢者ユーザーとの相性も良く、今回の交渉に成功すれば、Appleはこれまで以上に多くの高齢者ユーザーを獲得できる可能性があります。
 
 
Source:CNBC via CNET Japan
Photo:Apple
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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