モバイルSuicaが年会費完全無料化、ガラケーなどのサービスを2020年に終了

モバイルSuica

モバイルSuica
 
JR東日本は1月16日、「モバイルSuica」を2020年2月26日から年会費無料にし、モバイルSuica特急券サービスを2020年3月末に終了すると発表しました。Apple PayやGoogle PayのモバイルSuicaは、サービス開始当初からと同様、引き続き無料で利用可能です。

Apple PayやGoogle Pay以外のモバイルSuicaも年会費無料に

モバイルSuicaは、2016年発売のiPhone7/7 PlusやApple Watch Series 2以降で利用可能になったApple PayAndroidスマホで2018年5月から利用可能になったGoogle Payアプリ経由で利用した場合は年会費が無料です。
 
しかし、「VIEWカード」以外のクレジットカードを登録する場合以外、年会費1,030円が必要でした。
 
JR東日本 「モバイル Suica 一部サービスの変更および終了について」
 
JR東日本は、2020年2月26日からはiPhone、Androidスマホ、ガラケーともに年会費を無料にすると発表しています。

ガラケー、Androidスマホでのサービスは2020年に終了

ガラケーの全機種と、Androidスマホの一部機種でのモバイルSuicaは、2020年2月25日または2020年12月22日に、ログインを伴うサービスの提供が終了します。
 
JR東日本 「モバイル Suica 一部サービスの変更および終了について」
 
これらの機種で利用できなくなるのは、クレジットカードによるチャージ、オートチャージ、定期券やSuicaグリーン券の購入や払い戻し、モバイルSuica、会員情報の変更などのサービスです。
 
JR東日本 「モバイル Suica 一部サービスの変更および終了について」
 
一方、チャージされたSuicaでの鉄道利用や買い物、現金でのチャージ、有効期限内の定期券利用、モバイルSuica特急券(受取済みチケットによる新幹線利用)、VIEWカード有効期限内のオートチャージは利用可能です。
 
JR東日本 「モバイル Suica 一部サービスの変更および終了について」
 
サービスが終了する機種のリストは、JR東日本の発表(PDF)をご覧ください。

2020年3月に「モバイルSuica特急券」

2020年3月(2019年度末)、新たな新幹線IC乗車サービスの開始に合わせて、モバイルSuica特急券(モバトク、スーパーモバトク)のサービスが終了します。
 
新しいサービスは、インターネット予約サイトで新幹線を予約する際にICカード(Suica、Kitaca、ICOCA)を登録することで、チケットレス乗車が可能となり、運賃と料金が一体化した専用商品が発売される予定です。
 
新たなサービスの開始日、価格などの詳細は、決まり次第発表されます。
 
JR東日本 「新たな新幹線IC乗車サービス」
 
 
Source:JR東日本 (1), (2)
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

目次