【CES 2019】両面スマホ「Nubia X」など新しいスマホがデモ

CES2019

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現地時間8日に開幕したCES 2019では、主要ベンダーによる新スマートフォンの発表は行われなかったものの、発売もしくは発表間もないスマートフォンをいくつか手に取ることができました。

両面にカラー画面を搭載した「Nubia X」

中国ZTEの小会社Nubiaは、昨年秋に発表した「Nubia X」をデモしていました。Nubia Xは、表側に6.26インチの液晶ディスプレイ、裏側には5.1インチの有機EL(OLED)ディスプレイを搭載しています。
 
裏側の画面をオフにした状態だとわかりませんが、「常時表示」の設定にすると、背面側に常に時計や日時などを表示することができます。こちらはOLEDのため、常時オンにしておいても画面の大半が黒いと、ほとんど電力を消費しません。
 
そして背面にも、表側と同じAndroid OSの画面を表示することが可能です。
 
Nubia X
 

 
Nubia X

 
背面側にあるデュアルカメラは2,400万画素と1,600万画素で、背面のディスプレイをオンにすれば、このデュアルカメラを自撮りカメラとしても使うことができます。
 
ロック解除は、両サイドのボタンを同時に押して行うため(指紋認証)、ノッチやカメラホールのないフルディスプレイが実現しています。
 
SoCはQualcommのSnapdragon 845、メモリは6GB/8GB、ストレージは64GB/128GB/256GB、バッテリーは3,800mAhというスペックです。
 

穴あきディスプレイHonor「View 20」

View 20
 
Huaweiは、サブブランドHonor製品として昨年末に発表した穴開きディスプレイのスマートフォン「View 20」を、CESに出展していました。
 
CESでは、Xiaomiが折りたたみスマートフォンを発表するのではという情報も浮上していましたが、結局噂に過ぎなかったようです。
 
 
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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