次期iPhoneはUSB-Cポート搭載でノッチが小型化、指紋認証が復活?

    Apple iPhone XS iPhone XR

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    今年秋に発売される次期iPhoneについて、アナリストが興味深い予想を公開しています。

    アナリストが次期iPhone機能を予想

    コンサルティング会社Atherton ResearchのVPで主席アナリストのジーン・バプティスト・スー氏が米メディアForbesにおいて、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が明らかにした第1四半期(2018年10−12月)の業績見通し引き下げに触れるとともに、今年秋の発売が見込まれる次期iPhoneが搭載する機能について予測、Appleにアドバイスしています。
     

    Appleは2019年に、ノッチを小さくし、指紋リーダー(Touch ID)をディスプレイ下に埋め込み、USB-Cポートを搭載するなどしてiPhone Xを再設計すると思われるが、次期iPhoneも拡張性(メモリーカード)に欠け、バッテリー寿命は短く、非常に高速な充電機能もなく、カメラの質はAndroidのフラッグシップモデルと同等ながら、価格はより高額になるだろう。
     
    そこでApple管理部門に対する我々のアドバイスは、減少する売上をカバーするために値上げをするのではなく(Appleのフラッグシップモデルの価格は3年間で749ドルから1,099ドルへと約47%も値上がりした)、高価格なデバイスが持つべきイノベーションの提供に注力することだ。

    「参考程度にとどめておくべき」

    しかしこの予想について米メディアMacRumorsは、「スー氏がAppleに関する噂を提供するのはこれまでに一度もないうえに、Forbesコラムニストが書くAppleネタについてはここ数年、信頼性の低いものが多いので、今回の予測についても参考程度にとどめておくほうがいい」と手厳しいコメントを寄せています。
     
    そして今回スー氏が挙げている3つの予想、USB-Cポート搭載、Touch IDの画面下埋め込み、ノッチの小型化のうち、ノッチの小型化は可能性が高いとしています。
     
    USB-Cポートについては、iPhone XS/XS Max/XRが発表される前にも、これらiPhoneに搭載されるとの噂が飛び交っていましたが、ご存知のとおり実現することはありませんでした。
     
    ただし昨秋発売された新型iPad ProはUSB-Cポートを搭載しており、iPhoneが搭載する可能性もあるかも知れません。
     
    一方、Touch IDの画面下への埋め込みについては、MacRumorsは「ありえない」と述べています。昨年発表したiPhoneの3モデルすべてが顔認証Face IDを採用していること、またTouch IDの誤認識率が5万人に1人なのに対しFace IDは100万人に1人とセキュリティ面ではるかに優れていることを考えれば、今後AppleがTouch IDを復活させる可能性は低いと思われます。

     
     
    Source:Forbes,MacRumors
    (lunatic)

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