AppleクックCEO、緊急全社会議を計画?業績見通し引き下げを説明か

    Apple ティム・クックCEO

    Apple ティム・クックCEO
     
    Appleが2018年10月〜12月の売上高予測を下方修正したのに伴い、同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、全従業員を対象としたミーティングを開催する計画のようだと報じられています。

    世界経済に衝撃与えたAppleの業績見通し下方修正

    Appleは現地時間1月2日、ティム・クックCEOが投資家にあてた書簡をWebサイトに公開し、2019会計年度第1四半期(2018年10月〜12月)の売上高が2018年10月末に発表した予測を下回る見通しであることを発表しました。
     
    Apple 「ティム・クックからAppleの投資家への手紙」
     
    このニュースは、Appleの株価を約8%引き下げたのに加え、世界経済の先行きに対する不透明感から、為替市場で急激な円高が進むなどの影響を及ぼしました。

    Apple全従業員から質問受け付ける全社会議を計画か

    Appleのティム・クックCEOは、現地時間1月3日に全従業員を対象としたミーティングの開催を計画している、と事情に詳しい人物からの情報としてBloombergが報じています。
     
    ミーティングの内容については明らかにされていませんが、従業員に状況を説明するとともに、従業員からの質問に答えるものになる、と伝えられています。

    過去にもクックCEOからApple全従業員へのメッセージ

    ティム・クックCEOはこれまで何度か、Appleの全従業員に対してメッセージを発しています。
     
    2017年8月に、米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義団体と市民との衝突が起きた際は、全従業員向けのメッセージで人種差別を強く批判するとともに、ドナルド・トランプ大統領の考えに真っ向から反対すると明言しています。
     
    2016年11月、有色人種、性別、LGBTへの差別的発言やApple製品のボイコット宣言を繰り返していたドナルド・トランプ大統領候補が当選した際にも、全従業員の不安を和らげる目的のメッセージを発信しました。
     
     
    Source:Bloomberg
    Photo:Apple/YouTube
    (hato)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次