2019年のスマホトレンドとは?5G、ディスプレイ内埋め込み型指紋認証など


 
来年のスマホはいったいどのようなものになるのでしょうか?TechCrunchが2019年のスマホのトップ・トレンドをまとめています。

来年のスマホ市場は熱くなる?

スマートフォンの買い替えサイクルが長くなり、世界的にスマートフォンが売れなくなっていると報じられたり、AppleのiPhone XRの予想出荷台数が下げられるなど、今年はスマートフォン市場にとって一筋縄ではいかない年だったといわれていますが、来年のスマホトレンドを見ていきましょう。
 

5G

 
すでに多くのAndroid陣営のブランドが次世代通信規格5Gに対応したデバイスの発表を示唆しており、来年多くの5Gスマホの登場が期待されています。
 
Appleは新しい通信規格への対応は遅れがちなことで知られていますが、5Gも例外ではないようです。5G対応のiPhoneが発売されるのは2020年になってからと予測されており、アナリストはAppleが5Gに乗り遅れることによって受ける影響を憂慮しています。
 
TechCrunchは、5Gが普及するまで時間がかかり、来年の5G対応スマホは高価なものになると推測しています。
 

折りたたみスマホ

 
Samsungは11月初旬に折りたたみディスプレイ「Infinity Flex」を発表し、折りたたみスマホのリリースに向けて歩みを進めています。
 
また、ソニーも透過ディスプレイを採用した折りたたみスマホを開発しているとの噂もあります。
 
Googleは、Androidが折りたたみ式デバイスに対応する予定であることを発表しており、来年複数メーカーが「フォルダブル」と呼ばれる折りたたみ端末を販売すると予測されています。
 

穴開きディスプレイ

 
SamsungがInfitiny-Oとして開発を進めている、ディスプレイ上に丸い穴を開け、そこに自撮りカメラを埋め込む手法(ピンホールとも)は、すでに複数のメーカーにより採用されています。
 
Samsungは穴開きディスプレイのGalaxy A8sをすでに発表しており、HuaweiがNova 4、HuaweiのサブブランドHonorもView 20を発表済みです。
 

ディスプレイ内埋め込み型指紋認証

 
Business Insiderが選ぶ2018年のベストスマホにも選出されているOnePus 6Tなどにすでに採用されているディスプレイ内埋め込み型指紋認証は、AMOLEDディスプレイからフラッシュライトを当て、その反射を読み取るというものです。
 
Samsung S10にも埋め込み型の指紋認証が採用されるといわれています。
 

スマートフォンカメラ

 
スマートフォンに搭載されるカメラの数はこれからもっと増えていくのでしょうか?
 
LGの最新フラッグシップ機V40 ThinQは、デュアル自撮りカメラ、トリプルリアカメラの合計5つのカメラを搭載しています。
 
AppleやGoogleはAIや機械学習を用いたカメラ機能の向上を図っており、来年もスマートフォンカメラは外せないトレンドとなりそうです。
 
 
Source:Tech Crunch
(lexi)

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