新型iPad Proよりも次世代MacBookのほうが重要?30日の新製品発表イベント


 
日本時間30日午後11時より開催されるAppleのスペシャルイベントで、新型iPad Pro、廉価版MacBook、次世代Mac miniなどが発表されるとみられていますが、新作ハードウェアの中でもMacBookの方向性が最も重要である、と米メディアThe Vergeは主張しています。

iPad Proの方向性はすでに定まっている

新型iPad Proは、薄いベゼルの中にTrueDepthカメラが搭載されると噂されており、発表が楽しみな製品ではありますが、Apple製品の方向性という面においては「コンピュータって何?」のCMの領域を出ないといわれています。
 
iPad Proを使うのは、軽い作業のみを必要とするユーザーか、iOSの制限をうまく迂回し、クリエイティブにワークフローを形成することができるテクノロジーに強いユーザーのいずれしかいないとのことです。
 
そのユーザー領域は新型iPad Proでもおそらく変わることがないとみられています。

MacBookは今後どうなるかわからない?

MacBookの方向性は、今後どうなるかいまだ不明瞭な状態が続いており、きょうの新作モデルの発表で未来の方向性が明らかになります。
 
MacBookは数あるノートパソコンの中でも最も優れているとされてきており、Windowsを動かす場合でもベストといわれてきたほどです。
 
しかしながらこのMacBookの評価も永遠に続くわけではありません。12インチのMacBookはすでに計算処理能力が足りず、値段が高すぎると多くのユーザーが語っています。MacBook Airに関しても同様の意見が持たれています。
 
MacBook Proは確かにパワフルではありますが、高価であり、以前のMacBook Airのような「これだったら間違いない」といったニュアンスはありません。
 
ゆえに廉価版の新作MacBookがどのようなものになるかで、今後のMacBookの運命が決まると言っても過言ではないといわれているのです。
 
ユーザーの期待に沿うような新型モデルが発表されるのか、日本時間30日午後11時からのAppleの新製品発表イベントが楽しみです。
 
 
Source:The Verge
(lexi)

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