次世代iPad Proに最適!マルチタスクが捗るiOSのコンセプトデザイン

iPad Pro コンセプトデザイン MySmartPrice

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ホームボタンが廃止されると噂の次世代iPad ProにぴったりなiOSのコンセプトデザインをデザイナーが公開しました。大画面を活用できるマルチタスク機能が使いやすく進化しているのが特徴です。

ホームボタン廃止と噂の次世代iPad Pro

ホームボタンがない次世代iPad Proは、10月30日のスペシャルイベントで発表されると噂されている新製品のひとつです
 
最近では、次世代iPad Proに搭載されるFace IDが、画面の向きが縦でも横でもユーザーの顔を認識できることを示すコードがiOS12.1ベータのコードから発見されています。

次世代iPad ProにぴったりなiOSのコンセプトデザイン

そんな次世代iPad Proを想定したiOSのコンセプトデザインを、UI-UXデザイナーのケビン・ユージン氏が日本への旅行プランの例を使って公開しています。
 
ユージン氏は「Siriは画面全体を使うのではなく、小さなポップアップウインドウで動作し、他のアプリと連携してほしい」と考えました。
 
以下の画像は、「石川県の写真を見せて」と話しかけて、SiriがWebから見つけてきた写真をメモに挿入するところです。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 
画面の片隅にあるボタンにSiriを格納しておけるデザイン案も提示されています。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 

iPadのマルチタスク機能をより直感的に

iPadでは、その大画面で高い処理能力を活用できるマルチタスク機能が利用可能ですが、使いこなすには少しコツが必要です。
 
開いているアプリのウインドウに別のアプリを重ねて表示するiPadの機能「Slide Over」を使いやすく進化させた「Flow」をユージン氏は提案しています。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 
画面下のバーを操作するとDockに変形するので、必要な時によく使うアプリを簡単に呼び出せるのもポイントです。
 
さらに、画面下のバーは、左右にスワイプすると、開いているアプリを選択できるスクロールバーに変形します。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 
従来スタイルのマルチタスクは、iPhone X以降のiPhoneと同様、画面下のバーを上にスワイプすると利用可能です。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 

Dockに情報を一時保存、中身が見えるクリップボードも

ユージン氏による「Flow」デザインでは、Dockの役割も拡大しています。
 
マップアプリで、一時的に記憶しておきたい場所をDockにドラッグ&ドロップすると、その地点の情報をDockに入れておくことができます。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 
また、Dockにあるハサミのアイコンは、クリップボードの内容を視覚化して表示してくれるので、複数アプリを行き来しての作業が捗りそうです。
 
iPad Pro iOS コンセプトデザイン Kévin Eugène 「Flow」
 
 
Source:Kévin Eugène/UX Collective via 9to5Mac
Photo:MySmartPrice
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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