iOS12のバージョン別シェアは53%〜Appleの統計が2種類に

    Apple ios

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    Appleが、現地時間9月17日にリリースしたiOS12が、過去4年間に発売されたデバイスの53%にインストールされていることを明らかにしました。

    今回から統計が2種類に

    Appleは現地時間10月11日にデベロッパー向けサポートベージをアップデートし、iOSのバージョン別シェアを発表しました。なお今回から、従来の「すべてのデバイス」に、「過去4年間に発売されたデバイス」という統計が新たに追加されました。そのため円グラフも2種類掲載されています。
     
    Appleの統計によれば、過去4年間に発売されたデバイス(2014年9月以降に発売されたもの)では、iOS12のシェアが53%に達しています。一方すべてのデバイスでは、iOS12のシェアは50%となっており、若干ですが数字に違いがあることがわかります。
     
    データ解析を行うMixpanelによれば、10月8日時点でのiOS12のシェアは54.92%、iOS11は38.31%、それより古いiOSは6.77%となっています。
     

    Mixpanel_Trends_

    Mixpanelの統計データ

    iOS11を上回るiOS12の普及速度

    iOS12の普及速度は、昨年のiOS11のペースを上回っています。2017年10月初旬時点では、iOS11は約38.5%のデバイスにしかインストールされていませんでした。iOS11がシェア50%を達成したのは、11月に入ってからのことです。
     
    iOS12のインストール率が順調に伸びているのは、同OSがユーザーの操作により素早く機敏に反応するように改良され、カメラの起動やキーボード表示が高速化されたほか、iPhone5sを含む古いモデルでもパフォーマンスを改善するよう設計されているためと思われます。
     
    現在公開されている最新のバージョンは、Lightningケーブルに接続してもすぐに充電が始まらない問題などを修正したiOS12.0.1です。
     
    開発者と登録ユーザー向けには、iOS12.1ベータ3が公開されています。

     
     
    Source:Apple,Mixpanel
    (lunatic)

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