「クリームチーズがない」Appleのベーグル絵文字に苦情

AppleはiOS12.1で70種類以上の新しい絵文字を追加することを明らかにしていますが、そのうちのひとつ「ベーグル」の絵文字が論議の的となっています。
クリームチーズがない!
なかでも注目を集めているのが、クリームチーズで知られるPhiladelphia Cream Cheeseの主張です。同ブランドはTwitterでユーザーの意見を募っています。
「クリームチーズのないベーグル絵文字なんて悲しすぎる。みんなはどう思う?」
We think that a #BagelEmoji without cream cheese is a #SadBagel, what do you think? #ItMustBeThePhilly
— PHILADELPHIA (@LoveMyPhilly) 2018年10月4日
「切り口が不自然」「冷凍食品みたい」
その他にも「カットした面が滑らかすぎて機械で切ったように見える」「スーパーの冷凍ベーグル絵文字は食文化を侮辱している」といった意見がTwitterに投稿されています。
またニューヨーク市マンハッタンに店舗を構えるH&H Bagelsも、
「Appleには悪いけれど、ニューヨーク・ベーグルは形が揃っていないところがいいんだ。どう思う?」とツイートしています。
Sorry, @Apple – The beauty of a NY bagel is their delicious imperfections… and schemer, of course. ? What do you think? #HHBagels #BagelEmoji #Apple pic.twitter.com/pU7pd3hBSp
— H&H Midtown Bagels (@HH_Bagels_East) 2018年10月4日
Googleの「ありえない」バーガー絵文字
食物の絵文字といえば、Googleが公開していたバーガー絵文字のチーズが、パテの下に配置されていておかしいとの指摘が大きな反響を呼び、ついにはGoogleのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が謝罪する事態となったのは、記憶に新しいところです。
ベーグル絵文字を含む70種類以上の新しい絵文字は、現在ベータ版が公開中のiOS12.1、また近く公開されるmacOSおよびwatchOSのソフトウェアアップデートで提供される見通しです。