Google CEO、開発者会議で「ありえない」バーガー絵文字について謝罪


 
5月8〜10日にかけて開催されたGoogleの開発者会議I/O 2018は、最高経営責任者(CEO)のサンダー・ピチャイ氏が、バーガーパテの下にチーズが配置されていた、Androidの「ありえない」バーガー絵文字について謝罪することから始まりました。場内からは大きな笑いが巻き起こり、絵文字の失敗談は基調講演のスタートとしては最高のものとなった模様です。

最高のネタとなった失敗

Androidの「ありえない」バーガー絵文字を最初に指摘したのは、ライターのトーマス・バクダール氏です。同氏がTwitterでチーズがパテの下にきていておかしいとツイートしたところ、大きな反響を呼び、Google CEOのピチャイ氏の耳にまで話が届きます。
 


 
ピチャイCEOは返答として、全力でチーズバーガー絵文字を直すと宣言し、約1カ月後にAndroidのアップデートにより絵文字が修正されました
 
その間、Google社内で間違っていると批判されていたチーズバーガー絵文字とそっくりなランチが従業員に提供されるなど、絵文字の失敗を存分に楽しんだGoogleでしたが、開発者会議でもネタとして機能したようです。
 
ピチャイCEOは基調講演の冒頭で、「昨年末、主な製品のひとつに大きなバグがあることがわかった」とシリアスな面持ちで述べた後、「バーガー絵文字のチーズの位置が間違っていたのだ」と告白すると場内は大きな笑いで包まれました。
 

 
「こんなに多くの人がチーズの位置を気にしていたことを知らなかった」と、冗談を述べたピチャイ氏は、バーガー絵文字以外にもうひとつ「ありえない」絵文字が見つかったことを明らかにします。
 
修正前のビール絵文字は、グラスがいっぱいでないのに泡が溢れ出ています。「物理法則を復活させた」とピチャイCEOが語った、修正後のビール絵文字では、ビールグラスが並々と満たされ、自然な形で泡が溢れ出ています。
 

 
 
Source:Business Insider UK
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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