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Appleによる音楽検索サービスShazamの買収について、欧州連合(EU)は6日、「競争を阻害しない」として認可する方針を明らかにしました。
昨年12月に買収が発表されてから9カ月が経過し、ようやくAppleはイギリス企業であるShazamを傘下に収めることが可能になります。
8月末の時点で、Reuterが「審査はAppleに有利な形で終了する」と報じていましたが、今回正式に発表されたことで、改めて買収に問題がないことが確認されました。
独占禁止法に抵触しないかを調査したEUはコミッショナーを通じ、「Shazamのユーザーや音楽データを徹底して分析した結果、Appleによる同買収は、デジタル音楽ストリーミング市場における競争を妨げるものではないことを確認した」との声明を発表しました。
これによって、Shazamが集めるデータ(どんな音楽がどれだけ検索されているか)を、AppleはApple Musicに活かすことができるようになるばかりか、Shazamユーザーに対してApple Musicを推奨することも可能となります。
すでにiOSには、「この曲なに?」「この曲の名前を教えて」とSiriに尋ねて音楽を聴き取らせるだけで、Shazamが提供している音楽検索機能を駆使できるサービスが搭載されていますが、今後はもっと連携が深い形で行われそうです。
Source:THE VERGE
(kihachi)
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