Huawei、2019年中頃に5G対応の折りたたみ式スマホを発表か

    ken hu huawei 副会長 youtube

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    Huaweiは18日、世界経済フォーラム(World Economic Forum)の壇上で、5G通信に対応した「折りたたみ式スマートフォン」をリリースする予定について明らかにしました。

    副会長が開発していることを認める!

    5G通信とは、現在先進国の多くで主流を占める4G通信に代わる次世代規格で、通信速度は4Gの100倍と言われています。2020年の実用化をメドに、現在世界各地でキャリアやメーカーが対応に取り組んでいるとされています。
     
    そんな5Gを他ならぬ「折りたたみ式スマートフォン」で味わえる、というのがHuaweiの主張です。
     
    「我々の初となる5Gスマートフォンは、折りたたみ可能なスクリーンとして紹介することになるだろう」とは、同社で副会長を務めるケン・フー氏の弁です。「想像して欲しい。今より100倍速いスピードで、驚くような高解像度の動画を巨大スクリーンで楽しむことができる」
     
    フー氏によれば、発表時期は2019年中頃になるとのことです。
     
    以前より同社は折りたたみ式スマートフォンを開発していると噂されてきましたが、はっきりと言及したのは今回が初となります。

    Samsungもリリースに意欲的

    折りたたみ式スマートフォンをリリースする用意があるのは、Huaweiだけではありません。
     
    何年も前からProject Valleyの名のもとで開発に取り組んできたSamsungも、11月のイベントで詳細を発表すると、他ならぬDJ・コー最高経営責任者(CEO)自身が明言しています。
     
    そうなれば、黙っていられないのが最新技術で消費者を驚かせることに長けたAppleでしょう。2019年のiPhoneこそノッチ(切り欠き)を採用したデザインが持続するとされていますが、折りたたみ式のスマートフォンを開発していることは特許からも判明しています。
     
    なお、折りたたみ式スマートフォンのデモンストレーションについては、すでにディスプレイを開発するBOEが行っています。
     
    Source:Forbes
    Photo:YouTube-Huawei
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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