世界初?ついに折りたたみ可能なスマホの動画が公開される

2018年末から2019年初頭にかけて、折りたたみ可能なスマートフォンが登場するという観測があります。そうした中、ディスプレイ生産を手がけるサプライヤーBOEが早くもデモンストレーションを行っています。
ピッタリと両端がくっつく!
折りたためるスマートフォンには、バックライトを必要としない薄型の有機EL(OLED)ディスプレイの存在が欠かせません。折りたたみ可能なOLED(フレキシブルOLED)の開発は現在、Samsungが先陣を切って取り組んでいるとされていますが、今回実際に同ディスプレイをスマートフォンに搭載してみせたのは、中国サプライヤーのBOEです。
デモンストレーションを収めた動画では、開いた状態で片手に余るサイズのスマートフォンが、たたむと見事に半分になっている様子が確認できます。
Foldable phones are coming! ?
This is BOE foldable display demo (5.99" FHD+) pic.twitter.com/abPxWBCe2y
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) September 4, 2018
単に弯曲するというレベルではでなく、中央を軸にピッタリと2つ折りになっています。言うまでもなく、搭載されているディスプレイは1枚で、従来タイプのようにヒンジで2枚が繋がっているわけではありません。
年末より続々と登場か
アナリストの観測によると、2018年末から2019年初頭にかけて、SamsungやHuaweiが折りたたみ可能なスマートフォンをリリースする見通しです。
とくにSamsungは先日、モバイル部門のDJ・コー最高経営責任者(CEO)が「早ければ11月には詳細を発表する」と明言したばかりです。噂ではAppleも開発を行っているとされているだけに、数年後にはスマートフォン市場の主流となっているかも知れません。
Source:Twitter-Ben Geskin
(kihachi)