新iPhone発表目前でも下がらない!!中古iPhone Xの取引価格

機能がアップデートされた後継モデルの発表が近づくと、現行モデルの価値は下がるのが一般的です。
ところが新型iPhoneの発表を間近に控えているにも関わらず、中古iPhone Xの取引価格はあまり下がっていないようです。
7月末時点では元値の85%で取り引き
在庫整理の専門サイトB-Stockによれば、中古iPhone Xは6月末の時点で、平均で元値の75%、7月末にはさらに値上がりして元値の85%で取り引きされていました。
iPhone Xが高値を維持している理由として同社は、iPhone Xの価格がもともと高価格であること、iPhone X生産終了の噂が流れていること、またiPhone XがiPhone6以降、大きくモデルチェンジした初のiPhoneであるため、価値が下がりにくいと考えているユーザーが多いことを挙げています。
新型iPhone発表1週間前でも元値の68%で取り引き
とはいえ来週には、iPhone Xの後継モデルとなる5.8インチ有機EL(OLED)搭載のiPhone Xsの発表が見込まれており、通常であればiPhone Xの価値は大きく下がるはずです。
ところが個人売買を仲介するイギリスのサイトMusicMagpieによると、新iPhone発表を1週間後に控えた時点でも、中古iPhone Xは元値の68%の価格で取り引きされています。
他社スマホより高価値を維持しているiPhone
同サイトによれば、iPhone8は元値から45%、iPhone8 Plusは43%、iPhone7は44%価値が下がっており、もっとも価値が下がっていないのはiPhone Xであることがわかります。
一方SamsungのGalaxy S9+は、発売から5カ月しか経過していないにも関わらず、すでに価値が半減しています。
MusicMagpieのグラフを見ると、競合他社のスマートフォンと比べ、iPhoneがいかに高い価値を維持しているかが一目瞭然です。