Apple、2018年の新型MacBook Pro向けの追加アップデートの第ニ弾を公開
Appleは現地時間の28日、2つ目のmacOS High Sierra 10.13.16の補完的なアップデートを公開しました。2018年のMacBook Proに生じたスロットリング問題に関連した、オペレーティングシステムの安定性と信頼性を改善するためのアップデートとなっているようです。
YouTuberが発見したMacBook Proのスロットリング
最新デバイスレビューの人気チャンネルを運営するYouTuberのデイブ・リー氏が、2.9Ghz 6コアのIntel Core i9を搭載した2018年の新型MacBook Pro 15インチでは、冷却不足によりCPUの処理能力が抑制されてしまう「CPU スロットリング」の度合いが激しいと動画で指摘したのは7月中旬のことです。
リー氏が実験で2018年のMacBook Pro 15インチモデルを冷蔵庫に入れたところ、ベンチマークテストのスコアが大きく改善しました。5K動画のレンダリング速度テストにおいて新型MacBook Proは、常温下では39分37秒かかっていましたが、冷蔵庫の中では27分18秒でタスクを終えることに成功しました。
Appleが最初の追加アップデートを公開
Appleは7月下旬にスロットリングを改善するmac OS High Sierra 10.13.6の追加アップデートを公開しました。
Appleは公式な声明を発表し、ファームウェアに問題があったことを認め、補完的なアップデートで新型MacBook Pro 15インチのパフォーマンスが70%速くなり、Touch Bar搭載のMacBook Pro 13インチは2倍の速度になることを約束しています。
追加アップデート第二弾が公開
現地時間の28日、Appleはmac OS High Sierra 10.13.6の追加アップデートの第二弾を公開しました。
アップデートの詳細は記載されていませんが、オペレーティングシステムの安定性と信頼性が改善される、とアップデートのダウンロードページに記載されており、「すべての2018年の新型MacBook Proユーザーに奨励される」と記されています。
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)