iOS12ベータ11およびパブリックベータ9が公開
Appleは現地時間8月27日、iOS12のベータ11を開発者向けに、またパブリックベータ9を一般登録ユーザー向けに公開しました。前回の開発者向けベータ10およびパブリックベータ8から、4日後の公開となっています。
いよいよ最終段階に
今回のベータ版では、直近のベータ10(パブリックベータ8)から特に大きな変更や機能追加が報告されていないことから、正式リリースを間近に控えた細かいバグ修正の最終段階に入っていると思われます。
iOS12ではいくつかの新機能が追加されることが発表されています。
スマートフォンの使いすぎを懸念する声を反映し、アプリやWebの使用状況が確認・管理できるスクリーンタイム機能が導入されるほか、就寝中などに通知が届いて睡眠を妨げるのを防止する機能が追加されます。
またSiriの機能が向上し、ひとつの音声コマンドで複数のアプリを続けて実行可能な「Siriショートカット」(例:カレンダーの予定を読み上げ、出発時刻を知らせ、ナビゲーションを開始する、など)が利用できるようになります。
iPhone Xではアニ文字に引き続き、ユーザー自身によく似たアニメーションの絵文字が作成できる「ミー文字」が追加されます。
また拡張現実(AR) 開発フレームワークのARKitは2.0へと進化し、2人のユーザーが同一のAR環境を共有可能になります。
なお最大32人での同時ビデオチャットが可能なグループFaceTime機能については、iOS12公開時ではなく、遅れて提供されることが発表されています。
Source:MacRumors
(lunatic)