低価格MacBook Air、プロ仕様のMac mini が今秋発表か

Appleは、低価格のMacBook、プロフェッショナルユーザーをターゲットとしたMac miniの今秋発売を目指していると、Bloombergが報じています。
2010年からほぼ更新されていないMacBook Air
同メディアが関係者から入手した情報によれば、新しいMacBookは現行のMacBook Airと外観は似ているものの、ベゼルが狭い新デザインを採用するようです。ディスプレイはRetinaディスプレイで、サイズは約13インチになる見通しです。
現行のMacBook Airは、MacBookシリーズのなかで唯一Retinaディスプレイを搭載していないモデルです。昨年、より高速なプロセッサを搭載したモデルが発表されたものの、内部構造は2015年モデルとほぼ同じで、デザイン的には2010年からほとんどアップデートされていません。
お手頃価格になる?新MacBook Air
2015年に12インチMacBookが発売となり、MacBook Airを置き換えると思われたものの、142,800円からという価格の高さが一部ユーザーには受け入れられませんでした。
新型MacBook Airは、もう少し手頃な価格を求める層や、大量購入する学校をターゲットとしたものになると見られています。現行のMacBook Airの価格は98,800円からとなっています。
発売は10月か
低価格のMacBook Air発売については、Apple情報の正確さで知られるアナリストのミンチー・クオ氏が今年3月に「第2四半期に発売される」と予測したのち、5月にはDigiTimesが「MacBook Airのアップデートは第2四半期から後半へ延期される」と報道、またつい先日には調査会社TrendForceが「9月に新型MacBook Airが発売される」との予測を明らかにしています。
一方BloombergはMacBook Airの発売時期について、新iPhone発売後の10月ではないかと予想しています。
プロユーザーをターゲットとした新Mac mini
同メディアによると、Appleは約4年ぶりにMac miniのアップデートも計画している模様です。Mac miniはモニター、キーボード、マウスなどの周辺機器を含まないデスクトップで、特に開発者の間で人気の高い製品です。
今秋発売されるMac miniは、こうしたプロフェッショナルユーザーにターゲットを絞り、ストレージ容量やプロセッサのオプションを増やした、従来モデルよりもやや高額なモデルになると、Bloombergは報じています。
Source:Bloomberg
(lunatic)