macOS Mojaveは「移行アシスタント」が進化!Windowsから移行が簡単に
Appleが開発者向けに公開したmacOS Mojaveベータ6では、Windows PCからMacへのデータ移し替えを支援するソフト「移行アシスタント」で移行できるデータの種類が大幅に増えていることが分かりました。
「移行アシスタント」で移行できるデータの種類が増加
現地時間8月6日、開発者向けに公開されたmacOS Mojaveベータ6の「移行アシスタント」を使って、WIndows PCから移行できる情報や設定が記された説明文のスクリーンショットをTwitterユーザー「@YRH04E」氏が投稿しています。
説明文には、「アカウント、ドキュメント、Microsoft Outlookなど主要アプリのemail、連絡先、カレンダー」が移行できると書かれています。
— YRH04E (@YRH04E) 2018年8月6日
多くのユーザーをWindowsからMacに取り込みたいAppleの方針か
米メディア9to5Macが指摘しているように、従来「移行アシスタント」でWindows PCからMacへと移行できるのは、デスクトップや「ドキュメント」フォルダの内容に限られ、Microsoft Outlookなどのサードパーティ製アプリのデータは対象外でした。
macOS MojaveでWindows PCからのデータ移行をより簡単にすることで、WindowsユーザーをMacにより多く取り込みたいというAppleの考えがあるとみられます。
macOS Mojave正式版は今秋公開予定
6月の世界開発者会議(WWDC 18)で発表されたmacOS Mojaveは、現在開発者向けベータと登録ユーザー向けのパブリックベータが公開されており、今年の秋にiOS12やtvOS 12、watchOS 5と同時に正式版が公開される予定です。
新しい「移行アシスタント」は便利そうで、パブリックベータを入手して試してみたくなるかもしれませんが、現時点で公開されているのは開発途中段階のベータであり、バグが残っている可能性が高いです。日常的に使用するデータの入ったMacにインストールしないことをお勧めします。
Source:9to5Mac
Photo:Apple「Windows パソコンから Mac にデータを移行する」
(hato)