Twitter、アクティブユーザー100万人減少 さらに500万人減少の予想

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Twitterは2018年第2四半期(4月-6月)の決算を発表し、その中で月間アクティブユーザー数が3億3,500万人になり、前四半期比で100万人減少したと発表しました。アナリストの予測は100万人の増加だったため、Twitterの先行きが不透明となったとして株価は前日比で20%以上も下落しています。

さらに500万人減少も

Twitterアクティブユーザー数が3億3,500万人で前四半期比で100万人減少となったことについて、同社は自動化されたアカウントや不審なアカウントの削除を進めた影響が出たためとしてます。しかし100万人もの減少はアナリストの予測の範囲(平均100万人増加)を大きく下回り、Twitterの株価は一気に値を下げています。
 
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また今後も同社は不審なアカウントを削除し、へイトスピーチ(憎悪表現)などをTwitter上から削減するプロジェクトを、アクティブユーザー数の増加よりも優先させるとしています。その影響が現四半期にも影響を及ぼし、同社はアクティブユーザー数はさらに500万人減少すると予想しています。
 
ただTwitterのデイリーユーザー数は前期比で11%増加しているとし、ヘイトスピーチを排除することで日々Twitterにアクセスする人が増えているとも分析しています。

Twitterの利便性は低下

アクティブユーザー数減少の原因をTwitter側は不審なアカウント削除と説明していますが、Twitterサービスがこの1年で使いにくくなって来ているのは確かです。Twitterは昨年から今年にかけてMac向けの公式アプリを停止し、またApple Watch向けのアプリも提供を中止しています。さらにサードパーティー製のTwitterクライアントでタイムラインの自動取得が来月からできないようにする予定です。
 
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さらに次期macOS MojaveではTwitterを含むSNSとのOSレベルでの連携ができなくなります。これらの変更は確実にTwitterの利便性を低下させています。その利便性の低下がアクティブユーザー数の減少につながっている可能性も否定できません。もしこれら利便性の低下がTwitterのアクティブユーザー数減少に大きな影響を与えているとすれば、減少傾向は当面継続するかもしれません。
 
 
Source:ロイター
(KAZ)

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