App Storeは7月10日で10周年!任天堂・宮本氏らがコメント

Apple App Store 10周年

Apple App Store 10周年
 
Appleは、2018年7月10日にApp Storeが公開10周年を迎えるにあたり、その歩みを多くの証言とともに振り返っています。

iPhoneの可能性を無限に広げたApp Store

2007年に発売された初代iPhoneは、サードパーティ製のアプリを利用することはできませんでした。
 
しかし、2008年に500本のアプリとともにApp Storeが公開されたことで、iPhoneは無限の可能性を手にします。
 
Apple App Store 10周年
 
6月の世界開発者会議(WWDC 18)で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は目前に迫ったApp Storeの10周年を、世界中から集まった開発者の前で祝福し、関連する数字とともにその成長を紹介しました。
 
App Store 10周年 WWDC 18
 
現在、App Storeには週あたり5億人が訪問しており、これまでにApp Storeの開発者には総額1,000億ドル(約11兆円)が支払われています。

多くの証言で振り返るApp Store10周年

Appleは公式Webページで、App Storeの歩みを、多くの関係者の証言を交えて振り返っています。

Apple上級副社長 フィリップ・シラー

Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長のフィリップ・シラー氏は以下のように語っています。
 
フィリップ・シラー氏
 

この10年間で、App Storeは「開発者が思い描いた革新的なアプリは、お客様の生活の一部になる」という、私たちにとって最大の期待を上回ってきました。
 
しかし、これは始まりにすぎません。私たちは、開発者の方々がこれまで作り上げてきたもの、そして次の10年間に作り出すものを、この上なく誇りに思います。

マリオの生みの親、任天堂代表取締役 宮本茂氏

「スーパーマリオ」の生みの親であり、2016年9月の発表イベントにも登壇した任天堂代表取締役、宮本茂氏は以下のコメントを寄せています。
 
任天堂 宮本茂氏 2016年イベント
 

App Storeのおかげで、片手だけでiPhoneを操作してスーパーマリオの冒険を楽しめる「スーパーマリオラン」を、世界の何億という方々にお届けできたことを大変嬉しく思います。
 
App Storeを通じて、私たちは任天堂のゲームの楽しさを多くの方々と共有することができました。私たちは、ユニークで新しいゲーム体験をApp Storeのお客様にお届けできるよう、努力を続けます。

 

「世界最高齢のアプリ開発者」若宮正子さん

昨年の世界開発者会議(WWDC 17)で、世界最高齢の開発者として紹介された若宮正子さんは、アプリ制作を通じて世界の人々とつながることができた喜びと、App Storeへの感謝を語っています。
 
若宮正子さん WWDC 17
 

私は82歳になってから、シニアでも楽しめるゲームを作りたいと考えるようになりました。友人がプログラミングを教えてくれて、iPhoneアプリを作りました。皆さんはよく私に「なぜ、アプリを作ろうと思ったのか」と尋ねます。
 
高齢者は、過去を振り返ってばかりいる傾向がありますが、前に向かって飛び出したほうが良いと思いますし、人生が豊かになると思います。私のアプリは日本語、英語、中国語に対応しています。これは、私がこのアプリを通じて世界の人々とつながることができたおかげです。このことを考えるだけで、ワクワクします。App Storeには、本当に感謝しています。

 
 
Source:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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