Apple、2017年MacBook Pro(Touch Barなし)の不具合を認める

    MacBook Pro 13インチ Touch Barなし

    MacBook Pro 13インチ Touch Barなし
     
    2017年モデルの13インチ MacBook Pro(Touch Barなし)モデルの一部に不具合があり、ロジックボードとSSDを同時交換する必要がある、とAppleが直営店などに連絡していることが分かりました。

    SSDとメインロジックボードの同時交換が必要

    AppleMacBook Proの不具合について直営店のApple Storeや認定サービスプロバイダに連絡した文書を、信頼できる関係者から入手した、としてMacRumorsが内容を公開しています。
     

    一部のMacBook Pro(13インチ、2017年、Thunderbolt 3ポートx2)は、SSDとメインロジックボードのどちらかに機能的欠陥がある場合、両方の交換が必要であることが分かりました。
     
    SSDかメインロジックボードのいずれかの部品番号をMacBook Proの修理対象確認用システムに入力すると、メッセージが表示されます。メッセージは、SSDとメインロジックボードの両方を交換する必要があることを示しています。

     
    Appleが修理対象としているのは、2017年のTouch Barなしの13インチモデルだけです。2016年モデルやTouch Bar付きモデルには影響しない模様です。
     
    不具合の原因や具体的な内容については説明がありません。MacRumorsはAppleにコメントを求めているそうです。
     
    対象となっているのが13インチのTouch Barなしモデルだけであることから、今回連絡している不具合は、集団訴訟まで起きているバタフライ式キーボードに関係したものではなさそうです。
     
    Appleは4月に、2016年10月から2017年10月までの間に製造された13インチMacBook Proの一部でバッテリー膨張の恐れがある、としてバッテリーの無償交換プログラムを開始しています。
     

    WWDC 18直前の出荷遅れで「新型発表か?」と話題に

    世界開発者会議(WWDC 18)を前にした5月末、AppleオンラインストアでMacBook Pro(Touch Barなし)の納期が通常よりも長くなっているのが発見されました。
     
    WWDC 18で新型MacBook Pro発表か?と話題になりましたが、実際は今回明らかになった不具合への対応のためと考えられます。
     
    【追記修正 2018/6/13 19:45】修理対象モデルについての情報を追記修正しました。
     
     
    Source:MacRumors
    Photo:Apple
    (hato)

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