iOS12では、SMSで届く認証コードを自動読み取り、自動入力が可能

    iOS12 Safari セキュリティコード自動入力 9to5Mac

    iOS12 Safari セキュリティコード自動入力 9to5Mac
     
    iOS12では、SMSで送られてくる認証コードを覚えて入力する必要がなくなります。送信されてきたSMSの内容をiOSが自動で読み取り、自動入力する機能が利用可能になる、と米メディア9to5Macが報じています。

    もうSMSの認証コードを覚えて入力しなくていい

    世界開発者会議(WWDC 18)の基調講演では説明されませんでしたが、iOS12では、SMSで送られてくる認証コードを入力する2ファクタ認証を使った各種Webサイトへのログインが簡単になります。
     
    Appleはこの機能について、以下のように説明しています。

    SMSによるワンタイムパスコードは、自動入力候補として自動的に表示されます。もうワンタイムパスコードを覚えて入力するのに苦労する必要はありません。

    SMSの内容をiOS12が自動で読み取って入力

    実際に認証コードの自動入力を使ったログインの様子は、トップの画像(米大手銀行Chaseのログイン画面)をご覧ください。
     
    まず、左の画像のように、ログインに必要な認証コードが記載されたSMSを受け取ります。
     
    すると、中央の画像にあるようにSafariのキーボード上部に、「メッセージから」と認証コードの入力が提案されます。
     
    提案された文字列をタップすると、右の画像のように入力欄に認証コードが入力されるので、簡単にログインすることができます。
     
    成りすましによるログインを防ぎ、セキュリティを高めるための2ステップ認証は広く使われているだけに、各種Webサービスの利用が便利になりそうです。最近では、Yahoo! JAPANがログインにSMSによる認証を導入し、従来のパスワードを無効化する機能を提供しています。
     
     
    Source:Apple, 9to5Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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