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大手半導体メーカーQualcommが、10億ドルのコスト削減計画の一環として、従業員の解雇に着手した模様です。
Bloombergによると、Qualcommは今年1月株主らに対し、利益向上と競合するBroadcomによる敵対的買収回避のため、10億ドル(約1,072億円)のコスト削減に取り組むと約束しました。
株主らは当初、業務改善よりも買収案を支持していましたが、トランプ政権が買収はセキュリティリスクを高めるとしてこれを却下。Qualcommは現在、売上・利益増のための、さまざまな問題解決を迫られています。同社の売上は2015年以降年々下降しており、2018年度も対前年比で3%減となる見通しです。
Qualcommが人員削減に踏み切るのは今回が初めてではありません。Bloombergによると、同社は2015年にも投資家からの圧力によりリストラ計画を発表、数千人をレイオフしています。同社の現在の従業員数は約34,000人とのことです。
QualcommはiPhoneが搭載する無線チップのロイヤルティーをめぐり、2017年初めからAppleと法廷争いを展開しています。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は6月27日、Qualcommとの裁判において証言台に立つ予定です。
Source:Bloomberg
(lunatic)
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