Qualcomm、Broadcomの1300億ドルでの破格の買収提案を真っ向拒否

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AppleサプライヤーのQualcommは13日、Broadcomが持ちかけていた1,300億ドル(約14.73兆円)での破格の買収提案を満場一致で拒否しました。

Qualcommは自社の位置づけに自信

Broadcomの1,300億ドル(約14.73兆円)での買収提案を拒否したQualcommの執行会長および取締役会議長のポール・ジェイコブス氏は声明を発表しました。

Qualcommのモバイルテクノロジー業界でのリーダー的ポジションと、これからの成長見込みを考慮したところ、取締役会は満場一致でBroadcomの買収提案はQualcommの価値を正当に評価していないという結論に達した。

Qualcommの最高経営責任者(CEO)を務めるスティーブン・モレンコフ氏は、Qualcommの現在立つ優位なポジションに関してより詳しく言及しています。

半導体業界でモバイル、IoT(モノのインターネット)、自動車産業、エッジコンピューティング、ネットワーキングにおいてQualcommよりも良いポジションにある企業は存在しない。我々はこれらの魅力的な分野で成長し続け、さらなる株主価値を創造し、5Gへの移行を牽引できることを確信している。

 
調査企業Gartnerによると、Qualcommの買収案が成立していた場合、Broadcomはチップ業界でIntel、Samsungに次ぎ、世界で3番目に大きいサプライヤーになっていたとのことです。
 
 
Source:PR Newswire, St. Louis Post-Dispatch
Photo:Wikimedia
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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