Apple、20世紀フォックスにオリジナルアニメの制作を発注!

Appleが、オリジナルアニメシリーズの制作をアメリカの大手映画スタジオ、20世紀フォックスに発注したことがわかった、とエンターテインメント情報メディアのVarieryが報じています。Appleは最近、オリジナル番組コンテンツの獲得と制作に力を注いでいます。
セントラル・パークを舞台にしたコメデイ
Appleは、20世紀フォックスのアニメシリーズ「Bob’s Burgers」制作の指揮をとるローレン・ブシャード氏らの制作陣に、オリジナルアニメシリーズ「Central Park」の制作を発注したと伝えられています。

ローレン・ブシャード氏
Varieryによると、「Central Park」はニューヨーク市のセントラル・パークの管理人一家の日常を描いたコメディ作品とのことです。
20世紀フォックスは、日本でもテレビ放送された人気アニメシリーズ「シンプソンズ」なども制作しています。
2シーズンの制作を一気に発注!
「Central Park」の発注は、パイロット版と呼ばれる試作品を経ず、一気にシリーズの制作に取り掛かる「ストレート・トゥ・シリーズ」と呼ばれる方式で発注されており、Appleはすでに2シーズン、計26本分を発注したとのことです。
Appleは先日、映画「シックス・センス」などの作品で知られる映画監督で脚本家のM.ナイト・シャマラン氏にサイコスリラードラマを発注しており、この際もシリーズの制作を一気に発注しています。
オリジナル番組制作と人材獲得に動くApple
Appleはこのほか、オリジナルコメディ番組を発注したと報じられているほか、宇宙を舞台としたドラマの制作開始、スティーブン・スピルバーグ監督のテレビドラマシリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」のリメイク権獲得など、オリジナル番組コンテンツの制作や獲得に動いています。
同社は、テレビ業界や映像コンテンツ配信業界で豊富な実績を持つ人物の引き抜きも精力的に進めており、Sony Picturesのテレビ部門から役員を同時に2人迎え入れたほか、英BBC、Amazonなどからも人材を獲得しています。
Source:Variety
Photo:Wikipedia, YouTube (Animation on FOX)
(hato)