香港の有名映画監督がiPhone Xのみを使って映像作品を制作

three minutes

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中国香港の映画監督、陳 可辛(ピーター・チャン)氏が、中華圏での旧正月である春節(しゅんせつ)に合わせてiPhone Xで映像作品を制作しました。

春節の家族との再会を描いた美しい映像作品

今月1日にシンガポールのApple公式サイトで公開されたのは、ピーター・チャン監督がiPhone Xのみを撮影機材として使用した「Three Minutes(3分間)」という映像作品です。
 
旧正月の久々の家族との再会に胸を踊らせる人々の営みを描いた作品では、iPhone Xで撮った映像の美しさが際立っています。
 
Appleのウェブサイトではチャン氏の作品が以下のように説明されています。

もし家族と再会する時間が3分間しかない場合、あなたは何をしますか?ピーター・チャン氏が監督し、iPhone Xのみで撮影した春節のユニークな物語です。

 

iPhoneのみを使用して撮影された映像作品は他にも

トランスジェンダーの主人公2人がロサンゼルスのクリスマス・イブに暴れまわるコメディ映画「タンジェリン」は、iPhone5sのみで撮影が行なわれました。2015年に制作され、日本では2017年1月に公開となった同作品は、低予算ながら数多くの賞に輝き、撮影に使用されたiPhone5sは現在建設中のアカデミー博物館に収められる予定となっています。
 
最近では、スティーブン・ソダーバーグ監督の新作映画「Unsane」がiPhoneのみで撮影されるなど、高価なカメラに劣らないiPhoneカメラの実力には驚かされるばかりです。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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