iPhoneだけで撮影された映画に使われたiPhone5s、博物館が所蔵へ
iPhoneのみを用いて映画の全編が撮影された「タンジェリン」は、低予算ながら数多くの賞を勝ち取りました。同作品に使用されたのはiPhone5sですが、その撮影に使われた実際のiPhoneが米ロサンゼルスに現在建設中のアカデミー博物館に所蔵されることになりました。
iPhoneだけで撮影された映画
2015年に製作され、日本では2017年1月に公開された映画「タンジェリン」は、トランスジェンダーの主人公2人がロサンゼルスのクリスマス・イブに暴れまわるコメディです。
映画の製作は低予算で行なわれたため、2014年当時ビデオ撮影において先駆けていたAppleのiPhone5sが3台撮影に使用されました。iPhone5sを小型の外付けカメラと三脚が補助したとのことです。
監督のショーン・ベイカー氏自らカメラ(iPhone5s)を手に取り撮影に臨んだ「タンジェリン」は、結果的に数多くの賞を勝ち取り、ロサンゼルスに現在建設中のアカデミー博物館からぜひ撮影に使用されたiPhone5sを所蔵したいとの依頼が舞い込みました。
Director Sean Baker (@LilFilm) has generously gifted the #AcademyMuseum the iPhone he used to shoot his 2015 feature “Tangerine.” This #MuseumMonday, Baker takes us through one of the film’s scenes. pic.twitter.com/zmebpxsZTz
— The Academy (@TheAcademy) December 18, 2017
クリスマスにぴったりな「タンジェリン」、クリスマスに楽しんでみてはいかがでしょうか?
Source:BGR
Photo:Kārlis Dambrāns/Flickr
(lexi)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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