macOS High Sierra 10.13.2が公開、セキュリティを強化

    macOS High Sierra 10.13.2

    macOS High Sierra 10.13.2

     
    Appleは現地時間12月6日、macOS High Sierra 10.13.2を公開しました。重大な脆弱性への対処を挟んだ、前バージョンから約1カ月ぶりのアップデートとなっています。

    セキュリティ強化とバグ改善が中心

    macOS High Sierra 10.13.2は、開発者向けベータの段階から外観上の目立った変化のない、セキュリティ強化とバグ修正が中心のアップデートとみられています。
     

    macOS High Sierra 10.13.2

     
    今回のアップデートに合わせて、iTunes 12.7.2も公開されており、同時にダウンロードおよびインストールが可能です。
     
    Appleによるリリースノートには、セキュリティ強化とバグ修正以外に、サードパーティ製USBオーディオ機器との互換性向上、プレビューアプリでのPDFファイルのVoiceOver改善などが記されています。

    重大な脆弱性への対処を挟んでのアップデート

    前バージョンにあたるmacOS High Sierra 10.13.1が公開された10月末から、約1カ月ぶりでのアップデートとなりました。
     
    その間に、パスワードなしでシステム全体にアクセスできる、管理者以上のrootユーザ権限を取得できる脆弱性が発見され、直後に、対応するパッチが公開されています。
     
    なお、パッチ公開後に10.13から10.13.1にアップデートした場合は、脆弱性の残ったバージョンがインストールされてしまう問題が指摘されていましたが、Macを再起動することで対処可能です。

     
     
    Source:MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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