macOS High Sierra 10.13.2ベータ6がリリース、脆弱性が修正

    macOS High Sierra

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    Appleは現地時間12月1日、開発者と登録ベータテスター向けにmacOS High Sierra 10.13.2ベータ6をリリースしました。この最新ベータ版では、パスワードを入力しなくても、ルート権限としてログインできてしまう深刻な脆弱性が修正されています。

    セキュリティアップデートで対応

    Appleは、現行の正式な最新版であるmacOS High Sierra 10.13.1のセキュリティアップデートをリリースし、このバグに対応していますが、macOS High Sierra 10.13.2のバグについては、今回のベータ6でようやく修正されたことになります。
     
    Appleは同日、開発者と登録ベータテスター向けに、iOS11.2ベータ6も公開しています。

    開発者、登録テスターは即時アップデートを

    macOS High Sierra 10.13.2ベータを搭載したMacを使用している開発者および登録ベータテスターは、最新版であるベータ6へのアップデートを大至急行うことが推奨されています。
     
    Appleはセキュリティパッチを公開した際、開発プロセスでこのような深刻なバグを見過ごしたことを謝罪し、今後同様の問題が起こらないよう努力する、とコメントしています。
     
     
    Source:MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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