名案!iPhone Xの顔認識機能を使い、お似合いのメガネを提案するアプリが登場

Warby Parker iPhone X アプリ 顔認識

Warby Parker iPhone X アプリ 顔認識

 
iPhone Xの3D顔認識機能を活用し、ユーザーの顔の形状を正確に読み取った上でぴったり似合うメガネをお勧めする機能を、アメリカの人気メガネブランドWarby Parkerが、公式アプリに追加しました。

iPhone Xの顔認識機能を使い、ユーザーにぴったりなメガネを提案

iPhone XのTrueDepthカメラは、目に見えない多数のドットを照射することで、ユーザーの顔を高精度に認識できるのが特徴です。同機能は、サードパーティ製アプリでも利用可能です。
 

Warby Parkerの公式アプリ「Glasses by Warby Parker」には、ユーザーの顔を3Dモデルとして認識し、顔の形状に応じて似合いそうなメガネをお勧めする、という機能が追加されています。
 

The Wall Street Journalのコラムニスト、ジョアンナ・スターン氏は「ものすごく知的だ」と驚きと興奮を隠しきれないといった様子でツイートしています。
 

次の新機能はARを使ったバーチャル試着!?

テクノロジー系メディアのThe Vergeは、「素晴らしいアイデアだ」と称賛しながらも、「なぜ顔認識をもとにメガネをお勧めするにとどまっているのか。AR(拡張現実)を使って、Snapchatのようにメガネを試着できるようにすればいいのに」と次なる機能を提案しています。
 
なお、残念ながら、「Glasses by Warby Parker」は、本稿執筆時点では日本のApp Storeでは提供されていません。

2015年の「世界で最もイノベーティブな企業」でAppleを上回る

Warby Parkerは、2010年に創業された若い企業ですが、ユーザーが無料でメガネを自宅で試着できる仕組みや、社会貢献の姿勢が共感を呼び、主にオンライン販売で業績を伸ばしており、2015年には時価総額が12億ドル(現在のレートで約1,360億円)に達しています。
 
2015年、Fast Companyが発表した「世界で最もイノベーティブな企業ランキング」では、2位のAppleを抑えて、堂々のトップに立っています。

 
 
Source:The Verge, Twitter
(hato)

 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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