12月発売のiMac Pro、Geekbenchに登場!

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Appleが12月発売を予告しているiMac Proと思われるモデルが、Geekbench上に登場しました。

iMac Proはカスタム版Xeonプロセッサを搭載か

6月の世界開発者会議(WWDC 17)で発表されたiMac Proと思われるモデルのベンチマークスコアが、Geekbench上で確認されました。興味深いのはこれらiMac Proモデルが、Intelが現時点ではまだ発表していない、動作クロック周波数が下げられた、カスタム版Xeonプロセッサを搭載していることです。
 
Geekbenchで確認されているのは、3.2GHz 8コアのXeon W02140Bプロセッサ搭載モデルと、3.0GHz 10コアのXeon W-2150Bプロセッサ搭載モデルです。
 
いずれのモデルも「AAPJ1371,1」と表示されています。またCPUについては現行のXeonチップとは異なり、型番の最後に「B」がついています。ベンチマークテストのスコアの2つが確認されたのは8月末、残りは10月です。
 
Geekbench創業者のジョン・プール氏は、iMac Proがクロック周波数を下げたプロセッサを搭載していることについて、プロセッサがオール・イン・ワン設計であるため、熱設計電力(TDP)を抑える必要があるからではないか、と推測しています。XeonプロセッサWシリーズはTDPが最高140Wと、比較的高いというのが同氏の指摘です。
 
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18コア版のベンチマークスコアは未確認

Geekbenchのベンチマークスコアを見ると、8コア版のマルチコアスコアの平均は23,536です。4.2GHzクアッドコアCore i7搭載の5K iMacのマルチコアスコア平均が19,336であるのと比べると、約22%高速となっています。
 
10コア版はマルチスコアの平均が35,917、シングルスコアは5,345で、マルチスコアは2.7GHz 12コアのXeon E5プロセッサを搭載したMac Proよりも約41%高速化されています。
 
この2モデルも十分高性能ですが、iMac Proには今回のベンチマークテストには登場していない、18コアモデルが存在します

12月登場が待たれるiMac Pro

Appleによれば、12月発売予定のiMac Proは、27インチのRetina 5Kディスプレイ、最大18コアのXeonプロセッサ、GPUはRadeon Pro Vegaを搭載し、グラフィックス性能は単精度で最大11TFLOPS、半精度で22TFLOPSを実現します。
 
ストレージは最大4TBのSSDで、ECCメモリは最大128GBです。Thunderbolt 3を4ポート装備し、RAIDアレイ2、5Kディスプレイ2台まで同時に接続可能です。またMacとしては初めて、10Gbitイーサネットに対応することも発表されています。
 
 
Source:MacRumors,Geekbench
(lunatic)

 
 

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