【注意】iPhoneに不具合が起きてもむやみに分解してはいけない

iphone8 ディスプレイ

iphone8 ディスプレイ
 
アジア圏を中心とし、各地で続々と報告が出ているiPhone8シリーズのバッテリー膨張ですが、仮に端末に何らかの不具合が起きても、うかつに自分でカバーを開けて修理をしようとしてはいけません。最悪の場合、修理や交換、返金の対象外となる可能性があります。

ディスプレイが突然ぐらつく

中国・杭州に住む王さんは、杭州平海路にあるApple StoreでiPhone8を購入しました。しかし、買った当日の夜になって、ディスプレイの角が筐体から外れるような形でぐらついていることに気づきました。
 
ディスプレイのぐらつきは、iPhone8に限ったことではなく、以前から一部の端末で何らかがきっかけで発生することが報告されています。
 
しかし、王さんのiPhone8は買ったばかりで、思い当たる節もありません。そこで彼女は早速、問題のiPhoneをApple Storeに持っていったそうです。
 
iphone8 ディスプレイ
 
ところが、Apple Storeからは「検査の結果、内部に認定機関以外で分解した形跡がみられました。よって、ストアでは返品・交換の処理を進めることができません」という回答が返ってきたのみでした。もちろん、彼女は身に覚えがなく、ストアに持ち込むまではいかなる修理店にも足を運んでいない、とApple側の態度に憤慨しています。

不具合のある端末を自分で分解しようとしてはいけない

実際に王さんがAppleが認定した以外の修理機関に持ち込んだのかどうか、それともAppleの臆見なのかは分かりません。
 
ただし、一つ言えることは、Appleが認定した機関以外での分解を行うと、修理や交換の対象外になる可能性がある、ということです。昨今、iPhone8 Plusのバッテリーが膨張する事案が騒がれていますが、仮に不具合が起きたとしても、ディスプレイを無理に剥がさない方がいいでしょう。
 
なお、非認定修理業者は公式ストアに比べて料金が安いというメリットを持つ一方、交換パーツが非純正品であったり、新たな不具合が発生してもAppleが対応してくれなかったりするといったデメリットも指摘されています。
 
 
Source:cnBeta
(kihachi)
 
 

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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