米大学、Appleと提携し新入生全員にiPad Proを無償配布!デジタル教育強化

    オハイオ州立大学

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    Appleとアメリカのオハイオ州立大学が提携し、大学の新入生にiPad ProとApple Pencil、Smart Keyboardを無償配布して、プログラミングを学ばせる取り組みが開始されます。

    アプリ開発のほか、各分野の学習・研究にiPad Proを活用

    アメリカのオハイオ州立大学は現地時間10月4日、Appleと提携し「デジタル・フラッグシップ・ユニバーシティ」と呼ばれる取り組みを2017年度から開始すると発表しました。
     
    これは、iOSアプリのデザインやプログラミングを学ぶ機会をはじめ、iPad Proなどのツールを活用した学習・研究を進める、学生・教職員・そして地域を含めた広範にわたる取り組みです。
     
    同大学は、この取り組みを通じて、アプリの活用が進む社会に出る学生たちのキャリア開発を支援したい考えです。
     
    なお、オハイオ州立大学は6万人以上の学生を抱える、全米有数の規模の総合大学で、3人のノーベル賞受賞者を輩出するなど、研究レベルの高さでも知られています。

    クックCEOもコメント

    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、オハイオ州立大学との提携について以下のコメントを寄せています。
     

    私たちAppleは、テクノロジーには、教室のあり方を変え、学生たちに新しくワクワクする方法で学ぶ力を与えるパワーがあると信じています。 
    このユニークなプログラムによって、学生たちは、iPadで使える素晴らしい学習ツールだけでなく、最も急速に成長している分野の一つでの仕事に役立つ、Appleの新しいプログラム学習カリキュラムを利用可能となります。
     
    私は、オハイオの地域コミュニティも、プログラム学習の機会を持つことができることを大変うれしく思っています。

    平均年収の高いSwiftのプログラマ

    Appleは今年7月、プログラミング言語Swiftを使ったアプリ開発カリキュラムを全米のコミュニティ・カレッジで提供すると発表しています。
     
    また、アメリカにおけるSwiftのプログラマの平均年収は11万5,000ドル(約1300万円)で、米国内の他言語のプログラマよりも大幅に高い、との調査結果も発表されています。

     
     
    Source:Ohio State University via MacRumors
    (hato)

     
     

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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