Apple「Swiftでアプリ開発」カリキュラムを米大学で導入

    Swift アプリ Apple

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    Appleが2014年に公開し、瞬く間にトップランキングへの仲間入りを果たしたプログラミング言語Swiftですが、Appleは現地時間8月25日、Swiftを使ったアプリ開発カリキュラムを、米国のコミュニティ・カレッジで開始すると公式ウェブサイトで発表しました。

    プログラミング言語Swiftとは何か?

    Swiftはプログラマコミュニティを驚かせた新規参入のプログラミング言語で、2017年8月現在、世界で11番目に多く使われています(TIOBE Index調べ)。
     
    Swiftが2014年の公開からこれだけの短期間で人気言語になったわけは「モダン、安全、書きやすくて読みやすい」からであると、iOS開発者のパヴェウ・ラスキン氏(@RusinPaw)はクックバッド開発者ブログで語っています。

    AppleのSwiftカリキュラム

    Appleのエンジニアと教育者によって作られたSwiftによるアプリ開発カリキュラムでは、誰でもプログラミングの予備知識なしで始めることができ、好きなデザインの完動するアプリを開発できるとのことです。カリキュラムは全米の30を越すコミュニティ・カレッジで2017-2018年度(今秋)から適用され、数百万人の学生が受講するとのことです。

    高い年収につながりやすいSwift

    プログラミング言語Swiftは高収入につながりやすいという調査結果がCodementorのブログ記事で発表されており、2016年時点でSwiftプログラマの平均年収は、米国内のプログラマ中ダントツ一位の115,000ドル(約1,258万円)との報告が出ています。
     
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    Appleは公式ウェブサイトで、「Appleのアプリ経済は米国内の150万人の雇用を支えており、昨年のApp Storeでの売り上げは日本円で約5,469億円を記録し、2015年から40%増である」と声高々にコメントしています。
     
     
    Source:Apple
    Photo:TECH ACADEMY magazine
    (lexi)

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