2018年版次期iPhoneでは6インチ超のOLED及びLCD版が追加される?

先日iPhone8/8 Plusが発売されたばかり、iPhone Xにいたってはまだ予約も開始されていませんが、すでに2018年発売見込みの次期iPhoneに関する噂が浮上しています。
The Bellによれば、Appleは来年、6インチ超えの有機EL(OLED)およびLCDを搭載した2モデルをラインアップに追加するとのことです。
OLEDモデルは2機種に。LCDは1機種か
同メディアによると、Appleは当初来年版iPhoneのディスプレイをすべてOLEDに変更し、5.28インチ、5.85インチ、6.46インチのOLED搭載モデル3機種の発売を検討していました。
しかし5.28インチiPhoneではあまり売上が期待できないと判断、最近になって5.28インチOLEDモデルの開発を中止したとのことです。一方でジャパンディスプレイに6インチ超iPhone向けのLCDを発注した、とThe Bellは報じています。
ただしこの6インチ超モデルが現行のLCD搭載モデルであるiPhone8/8 Plus(4.7インチ、5.5インチ)に追加されるのか、それとも完全に置き換える形になるのかは、今回の記事では触れられていません。しかしOLED搭載モデルが2機種、LCD搭載モデルが3機種の計5機種展開というのは、可能性が低そうです。
大型スクリーン需要増から小さいスクリーンを断念
The Bellは、Appleは小さなスクリーンサイズのiPhoneを維持したいと考えていたものの、スマートフォンで動画を視聴するユーザーの増加に伴い、大型スクリーンの需要のほうが高まっていると判断、5.28インチOLED搭載iPhoneをあきらめたと伝えています。
2018年版iPhoneについては、5月にThe Investorが「5.28インチと6.46インチのOLEDディスプレイ搭載モデルが発売される」と報じていました。
iPhone全モデルがOLED搭載となるのは2019年?
今回の情報をまとめると、来年発売される可能性があるのは、5.8インチ(または5.85インチ。5.8インチは現行のiPhone Xのサイズ)および6.46インチのOLED搭載iPhone、そして6インチ以上のLCD搭載iPhone、ということになります。
Appleが来年もLCD搭載モデルを残すとすれば、OLEDの生産数が限られており、現在はSamsung Displayがほぼ独占的に供給していること、LG Displayを含む競合他社が量産を開始できるのは2019年になることなどが、背景にあると考えられます。iPhoneの全モデルがOLEDへと切り替わるのは、2019年になるかもしれません。
Source:Korean Herald via MacRumors
(lunatic)