Apple、macOS High SierraとwatchOS4ベータ7をリリース

    macOS High Sierra

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    Appleは現地時間8月21日、開発者を対象に、Mac向けのmacOS High SierraおよびApple Watch向けのwatchOS4のベータ7を、それぞれリリースしました。前回のベータ6から1週間での公開となります。

    macOS High Sierraでは写真編集機能が大幅アップ

    macOS High Sierraでは、iOS10.3で導入されたApple File System(APFS)がデフォルトのファイルシステムとなり、ビデオがこれまでのH.264形式から、HEVC(H.265)形式が標準となります。
     
    またグラフィックスAPIのMetalがMetal2へとアップデートされ、これによりMacをThunderbolt経由で外部GPUへと接続できるようになります。
     
    写真アプリに新たにサイドバーが導入され、編集ツールやアルバムの利用が容易になり、新しいフィルターが追加されます。またPhotoshopやPixelmatorといった外部の画像編集アプリ、印刷サービスにも対応します。

    watchOS4はワークアウト機能が強化、次期Apple Watchは年内発売か

    watchOS4では、Siriの文字盤が追加され、腕を上げるたびにディスプレイの情報が更新されるようになります。
     
    ミュージックアプリが刷新され、よく聴いている音楽を自動的に同期してくれるので、場面にあった音楽をより便利に楽しめます。
     
    またアクティビティアプリが個々のユーザー向けにコーチングを提供するため、アクティビティリングを完成しやすくなります。ワークアウトアプリが強化され、トレッドミルやバイクといったジムのマシンとの連携ガ可能なGymKitが登場します。
     
    次期モデルApple Watch Series 3は、一部のモデルがLTE通信機能を搭載するとの説が有力です。最近ではiPhone7s/7s Plus/8などと一緒に9月に発表され、年内に発売されるのではないかとの情報が浮上しています。
     
     
    Source:MacRumors,Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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