米保険大手、2,300万人の契約者にApple Watchを無償又は割引提供へ

    watchOS3 Apple Watch

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    米健康保険大手のAetnaが、2,300万人の保険契約者にApple Watchを無償または割引価格で提供するべく、Appleと交渉を重ねていると米メディアCNBCが報じています。Aetnaは昨年、約5万人の従業員にApple Watchを無償提供しています。

    2,300万人の保険契約者にApple Watchを提供

    報道によると、AppleとAetnaは8月10日と11日にカリフォルニア州南部で秘密裏に会談を重ねており、会談には両社の役員に加え、全米の複数の病院から医療情報責任者も出席したとのことです。
     
    会議は、Appleのヘルスケアプロジェクトの責任者、ミョン・チャ氏がリードする形で進められ、Aetna 側からは保険契約者の健康への意識を高めることや食事の記録方法の改善などへの関心が語られた模様です。
     
    Aetna は2018年前半にもApple Watchの提供プログラムを開始したい計画と伝えられており、顧客の健康が増進されることで保険料負担の軽減などのメリットが期待できます。
     
    Aetnaは、2016年には自社の従業員約5万人にApple Watchの無償提供を開始しています。

    次世代Apple Watchは単体でLTE通信可能か

    Apple Watchは、初代モデルからヘルスケアとフィットネスを重視しているのが特徴です。Appleは、注射針を使わずに血糖値を計測する機能を開発していることが分かっています。
     
    Apple Watch Series 3となる次期モデルでは、単体でLTE通信が可能になると予測されています。
     
    なお、Apple Watch Series 3ではデザインが刷新されるとの予測もありましたが、Apple関連情報の精度で定評のあるKGI証券のミンチー・クオ氏は「デザインに大きな変更はない」とするレポートを発表しています。
     
    Apple Watch Series 3の製造を担当するサプライヤーQuantaの動向から、同製品の出荷開始は2017年第4四半期(10月〜12月)と報じられています。

     
     
    Source:CNBC, AppleInsider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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