「iPhone8」はAR用レーザーを搭載?部品メーカーの決算が示唆

    ARKit Apple

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    今秋発売される「iPhone8」に、AR(拡張現実)関連の新機能が追加される可能性があります。Appleは、WWDC 17でARアプリ開発プラットフォームのARKitを発表しており、今後のiPhoneはAR機能が強化されることが見込まれます。

    iPhone8のAR用?半導体レーザーを数百万台販売予定

    光学部品メーカーFinisarは、現地時間6月15日の決算発表で、VCSELと呼ばれる半導体レーザー部品を、1社に数百万台単位で販売する予定であると明かしました。
     
    決算発表でAppleの名前が出ることはありませんでしたが、Apple関連情報の精度の高さで知られるアナリストのジーン・ミュンスター氏率いるベンチャーキャピタルLoup Venturesは、Finisarの顧客はAppleだろう、と指摘しています。
     
    Loup Venturesによると、Finisarと同様に、VCSELをAppleに供給するサプライヤーとみられるLumentumは、今年後半の出荷に向け5月にVCSELの量産を開始した模様です。
     
    VCSELがiPhoneに搭載されれば、AR性能が向上することが期待できます。

    今後のiPhoneがAR機能を強化するのは確実

    Appleは、WWDC 17で、ARアプリ開発キット「ARKit」を発表しました。その後1週間ほどで、開発されたARアプリの動作映像も公開されています
     ARKit WWDC 17

     
    今後のiPhoneシリーズは、AR機能を強化するのは確実とみられ、今秋、Appleが「iPhone8」に、ARに特化した新機能を発表する可能性に期待して良さそうです。
     
     
    Source:Axios
    Photo:Apple

    (hato)

     
     

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