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2016年12月30日 11時26分

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MacBook Proのバッテリー問題、指摘した機関は「検証方法に問題なし」と再反論

MacBook Pro 2016
 
MacBook Pro(late 2016)のバッテリー駆動時間がモデルによって異なるのではないか、と公に指摘してAppleを巻き込む大問題になったコンシューマー・リポート(Consumer Reports)が、再検証を行う予定はないとの方針を明らかにしました。

バッテリーの持ちに著しいばらつき

MacBook Pro(late 2016)は、バッテリーの駆動時間が最長10時間と公式にうたわれている一方、実際は1回の充電で3〜6時間しか持たないといった報告がユーザーから寄せられています。
 
これを受けて、消費者団体専門誌コンシューマー・リポートがレビューを発表、13インチのTouch Bar搭載モデルが3.75時間〜16時間、非搭載モデルが4.5時間〜19.5時間と実際にバッテリーの持ちに著しいばらつきがあったとして、MacBookでは初めて「推奨せず」としました。
 
しかし、この発表については議論が紛糾、テスト結果にばらつきが出たなら理由が判明するまで何度も再検証する必要があるのではないか、という指摘がコンシューマー・リポートに相次ぎました。

プロセスに問題があったとは考えにくい

そこで、ニュースサイト9to5Macがコンシューマー・リポート宛にメールを送ったところ、下記のような返答が来たそうです。
 

今回の場合、幾つかの理由で再検証の保証は致しかねます。まず、最初の報告書でも記しているとおり、MacBookのバッテリーが非常に長持ちするというのは、驚くことではありません。実際に19時間持ったモデルもあります。次に、私たちは3つの異なる方法で画面の明るさをチェックしており、これによって判明した結果に自信を持っています。そして最後に、私たちはテストを非常に細かくモニタリングしているということです。毎分記録したエントリーからも、アプリは適切に動いていたと判断しています。

 
ニュースサイトiMoreは、手法を明示しているAnandTechやArsTechnicaの検証レポートの方が信用に足るとして、コンシューマー・リポートを足蹴にしていますが、Appleの副社長フィリップ・シラー氏が「自社でのテストなどの結果と一致せず、協力して原因の理解を深めている」とわざわざ釈明までしているとおり、同誌の影響力は計り知れません。
 
なお、先述した9to5Macも、Appleのテストコンディションを再現してバッテリーの計測を行ったところ8時間10分46秒持ったとしたうえで、普通に使った場合は7時間、アンケートを採った結果では多くのユーザーが5時間以下だと回答したと述べ、バッテリーに問題が起きていないとは言い難いのではないか、と示唆しています。
 
なお、先日公開されたmacOS10.12.2にアップグレードすると、バッテリーの問題が改善されたとする報告も出ています。
 
 
Source:9to5Mac
(kihachi)

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