一部のMacBook Proで3〜6時間しかバッテリーがもたない問題
発売間もないTouch Bar搭載のMacBook Proで、バッテリーがもたないという問題が報告されています。
最長10時間のはずが…
一部のユーザーから、1回の充電で3〜6時間しかもたないという報告が出ています。Appleによれば、最大10時間はもつはずです。
たとえばRedditユーザーのAzr-79氏は、買ったばかりのTouch Bar搭載15インチMacBook Proが、フル充電しても3時間45分しかもたなかった、と書き込んでいます。同氏はWeb閲覧、YouTubeでの動画視聴、ソフトウェア開発といった、至って普通の使い方しかしていないと説明しています。
なかにはMacRumorsフォーラムのメンバーであるスコット氏のように、たった12分間でバッテリー残量が10%から5%まで減ったという報告もあります。たしかにGoogle Chromeは電力消費が激しいことで知られていますが、この画像によれば動作しているアプリはChromeひとつだけです。
使っているアプリの問題か
当然といえば当然ですが、その一方で、Appleの主張どおり10時間もっているという報告もあります。RedditユーザーのAndrew J.氏は、通常利用で90分連続して使ってもバッテリー残量は92%だったので、推定あと10時間35分は使えるだろうと投稿しています。
画面の明るさの設定やバックグランドで動作しているプロセスなどがユーザーによってかなり異なるため、ユーザーの報告だけではバッテリー問題が起きていると断定することはできません。またSpotlightが新しいMacBook Proのインデックスを終了するまでは、当初のバッテリー駆動時間は短くなる、という事実もあります。
現在までのMacRumorsフォーラムへの投稿を読む限り、MacBook Proそのものに問題があるというより、Google Chromeを含むいくつかのアプリを使用した場合に、バッテリーが急速に減っているようです。
Google Chromeといえば、2015年発売のMacBookでは、同ブラウザを使うと警告メッセージが表示される、という報告もありました。
Source:MacRumors
(lunatic)