ティム・クック氏「作るものがすべて売れるような状況」高いiPhone7需要うけ

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    第4四半期(7~9月)の決算発表では3期連続の減収となったことを明らかにしたAppleですが、ティム・クック最高経営責任者(CEO)はiPhone7/7 Plusの需要について強気な見方を崩していません。

    iPhone7 Plusの需要に応えきれていない

    ティム・クック氏によれば、2017年第1四半期(9~12月、一般的には2016年第4四半期にあたる)になってもなお、iPhone7/7 Plusの高い需要に対してAppleが十分に応えることは難しいそうです。特に人気なのはiPhone7 Plusです。
     

    iPhone7についてはともかく、iPhone7 Plusについては現時点で確かなことは言えない。ともに非常に強い潜在需要がみられるが、とりわけiPhone7 Plusは我々の当初の予測を上回っているからだ。

     
    海運会社の破綻や、台風などで初期出荷が出遅れたものの、10月初旬には満足に行き渡るようになると言われていたiPhone7/7 Plusですが、未だに品薄状態が続いているようです。また、予想を上回る需要を受け、複数回Appleが増産を決めたことも分かっています。

    第1四半期では勢いを取り戻せるか

    また、ライバルであるSamsungのフラッグシップモデルGalaxy Note 7が発火事故を起こして「退場」したことも、Appleにとっては予期せぬ追い風となりました。
     
    これらのことから、「作るものがすべて売れるような状況では、需要を推し量ることは難しい。したがって、今後の四半期の結果から見極める必要があるが、勢いを取り戻せるだけの自信はある」と、ティム・クック氏は今後の売り上げについて楽観的な見通しを示し、4,551万3,000台で前年同期比5%減となったiPhoneの販売台数が第1四半期では再び増加に転じる可能性を示唆しました。
     
     
    Source:TechCrunch
    (kihachi)
     
     

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