iPhone7はすごく売れる!大物アナリストが「潜在需要」を指摘

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    iphone7 売り上げ
     
    一体iPhone7は売れるのか売れないのか――少なくとも投資会社Piper Jaffrayのアナリストのジーン・ミュンスター氏は「売れる」と見込んでいます。

    まだまだ潜在需要は高い!

    ジーン・ミュンスター氏が、「投資家のiPhone7に対する期待は低すぎる」とする理由は、まだAppleはiPhone6よりも前の端末を所有しているユーザーを、iPhone6sやiPhone SEで掘り起こし尽くしていないと考えているからです。
     
    同氏によれば、iPhone6よりも前の4インチiPhone(iPhone5s以前)を2年以上前から使い続けているユーザーは、世界で2億7,500万人もいるそうです。
     
    iPhone5sのリリースから2年後のモデルにあたる4.7インチiPhone6s(iPhone6s Plusは5.5インチ)や、今となっては珍しいサイズの4インチiPhone SEだけでは彼らのニーズを満たしきっておらず、いかに大型ディスプレイに移行させるかが、iPhone7シリーズを成功させる鍵なのだとか。

    想像もしない機能が登場?

    iPhone7シリーズは、イヤフォンジャックが消えたり、デュアルカメラが搭載されたりするものの、外見がiPhone6/6sとさほど変わらないことから、KGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏などに「マイナーアップデート」と評されるなど、売れ行きが伸び悩むと予測されています。
     
    また、Appleが買い替えサイクルを従来の2年から3年へと拡大させたという報道も、悲観的な見方を裏付けています。
     
    しかしミュンスター氏は、iPhone6sシリーズよりもバッテリーの持ちが良化するなど、世間が予想してもいないような発表や機能が、9月7日のスペシャルイベントでポジティブサプライズとして明らかにされるとみています。
     
    彼によれば、2017年度(2016年10月〜)は1億5,000万台のiPhone7を筆頭に、合計2億3,450万台のiPhoneが売れるとのことです。
     
    なお同氏は最近も、iPhone6以前のユーザーに限れば、iPhone7への買い替え意向を持つユーザーは67.5%にも上ることから、「買い替えサイクル長期化傾向が彼らには当てはまらない」と、次世代iPhoneの売れ行きに楽観的な見方を下しています。
     
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    大ヒットを記録したiPhone6が登場した2015年度でも販売台数は2億3,100万台だったことを思えば(上図参照)、さすがに2億3,450万台という数字は強気すぎるのでは、という気もしますが、実際にどうなるのかは発売されてみないと分かりません。
     
     
    Source:Apple Insider,Statista
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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