ハリウッドセレブのiCloudから画像大量流出事件の容疑者、罪を認める!

2014年9月にハリウッドセレブらのiCloudアカウントのパスワードを不正に入手して侵入、個人的な写真などを流出させた事件の容疑者が、罪を認めました。
2014年のセレブ画像流出の容疑者、罪を認める
2014年、ハリウッドセレブのiCloudアカウントが不正に侵入され、大量のプライベートな写真などが流出した事件の容疑者が罪を認めた、とカリフォルニア州司法当局が明らかにしました。
イリノイ州在住のEdward Majerczyk容疑者(28歳)は、iCloudとGmailアカウント約300件に不正侵入し、少なくとも30件の著名人のものを含むアカウントから画像などを流出させました。容疑者には、最長5年の禁固刑が命じられる可能性があります。
同容疑者は、セキュリティに関する情報を装ったフィッシングメールを送り付け、不正なWebサイトに誘導してアカウントのユーザー名とパスワードを収集、この情報をもとにiCloudやGmailのアカウントに侵入して個人情報を盗み出したとされています。
FBIのDeirdre Fike副長官は、声明を発表し、「容疑者は単にメールアカウントに侵入したのではなく、被害者の人生に侵入し、後まで影響の残る恥をかかせた」と容疑者を非難しています。
日本でも人気女優のiCloudアカウントが被害に
当時、事件が明らかになった直後、「Appleは事件が個別のアカウントの問題であり、システムの脆弱性によるものではない」と発表するとともに、積極的な調査を行い、数日後にiCloudのセキュリティ強化策を取りました。
日本では、今年5月に女優の長澤まさみさん、北川景子さんらのiCloudアカウントに侵入し、私的な画像を盗み見した容疑者が逮捕されています。
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