iTunes12.4.1に不具合、60秒未満の曲を再生すると次の曲が再生されない!
iTunesの最新バージョン「iTunes 12.4.1」にバグがあり、60秒未満の楽曲を再生すると、次の曲が再生されない不具合があることが分かりました。
最新版iTunes12.4.1でのApple Musicをストリーミング再生に不具合
6月初めに公開されたiTunes 12.4.1でApple Musicのストリーミングコンテンツを再生する際、60秒未満の楽曲を途中で早送りしたりせずに再生し終えると、次の楽曲が再生されない不具合がある、とMacRumorsが報じています。
16秒の楽曲を、早送りやスキップせず最後まで再生します。
次の楽曲がいつまでたっても再生されません。
この原因をMacRumorsフォーラムの「B/D」氏が調べたところ、以下のことが分かりました。
- iTunes12.4は、Apple Musicで再生中の楽曲の残り時間が1分になったのを検知し、曲の終了にあわせて次の楽曲が再生できるようダウンロードを開始している。
- しかし、60秒未満の楽曲では「残り1分」が検知されないので次の楽曲のダウンロードが開始されない。
- iTunesは開始されていないダウンロードが終わるのを待ち続ける。
保存された楽曲やiPhoneでの再生には問題なし
MacRumorsによると、この不具合が確認されたのは、OS X 10.11.5にインストールされたiTunes12.4で、Apple Musicのストリーミングコンテンツを再生した場合に限られ、コンピュータに保存された楽曲は影響を受けません。
また、iTunesのバージョンが12.3以前の場合や、macOS Sierraベータ版やiOS9.3.2のインストールされたiPhoneでは発生しないことが確認されています。
MacRumorsは、既にこの問題をAppleに報告しており、次回のアップデートで解消されるだろう、と伝えています。
5月にサイドバー復活したiTunes 12.4、最新版ではクロスフェード再生が復活
iTunes 12.4は、5月中旬にリリースされ、多くのユーザーが待っていたサイドバーが復活したほか、勝手に楽曲が削除される不具合が解消されました。
その後、6月初めにバージョンアップされ、クロスフェード再生機能の復活や不具合を修正したiTunes 12.4.1となっています。
Source:MacRumors
(hato)