Appleのティム・クックCEO、今月下旬に中国を訪問!政府高官らと交渉か

ティム・クックCEO

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Appleのティム・クックCEOが今月下旬に中国を訪問し、政府高官らと面談する模様です。先月、中国政府からの求めにより同国内でのコンテンツ配信ビジネスが停止したことに関係していると見られます。

突然のコンテンツ配信サービス停止に関する交渉か?

Appleのティム・クックCEOが今月下旬に訪中し、プロパガンダ担当を含む中国共産党の幹部らと面談する予定だ、と匿名の情報筋からの話としてロイターが報じています。
 
中国で、iTunes MoviesやiBooksといったAppleのコンテンツ配信サービスが、先月突然利用不可となりました。背景には、中国政府からの外国資本に対する圧力があると見られています。
 
今回の訪問では、サービス再開に向けた交渉が行われるものと考えられるほか、Appleは中国政府からiOSのソースコード開示要求を拒否し続けていることに関連した交渉が持たれる可能性もあります。
 
Appleはロイターの取材に対してコメントしていません。

中国市場の頭打ち感によりApple株も低迷

アメリカに次ぐスマートフォンの巨大市場である中国におけるiPhoneの販売減速により、Appleは先月の四半期決算発表で、13年ぶりの減収という厳しい現実を明かすこととなりました。
 
中国市場が成長期から成熟期に移行したとの見方を受け、これまで中国市場から利益を上げていたAppleの株価も低迷しています。

 
 
Source:Reuters
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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